大英博物館に所蔵された小松美羽さんの世界観とは

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大英博物館に所蔵された小松美羽さんの作品

2015年10月、イギリスの大英博物館に日本人アーティスト・小松美羽さんの作品が所蔵された。
生存している作家の作品が博物館に展示されるのはきわめて異例なこと。
小松美羽さんの昨今の活躍はめざましく、英国チェルシーフラワーショー2015に出展しゴールドメダルを受賞した、石原和幸さんとのコラボレーション作品「江戸の庭」でも話題をさらっていました。

新進気鋭の銅版画家、小松美羽さんの魅力とは

その容姿から“美しすぎる銅版画家”として注目され数々のメディアに出演してきた小松美羽さん。一方、その美貌からは、想像もつかない独特の死生観が垣間見れる、恐ろしげな作品を生み出すのも彼女の魅力のひとつ。
小松美羽

出雲大社にはダイヤモンドが輝く小松美羽さんの作品が奉納されている

小松美羽さんが描いた絵は、2014年に、島根・出雲大社に奉納されており、その作品には、wish upon a starという特別な輝きを放つダイヤモンドが埋め込まれていました。
常に斬新なアート製作にに挑み続ける小松美羽さんは、銅版画や絵画に囚われることがありませんでした。
その試みの1つが、2015年の英国チェルシーフラワーショーでの、石原和幸さんとのコラボレーションアートだったのです。

ジャンルは異なっても絶え間ない創造への情熱はカタチになる

一見、接点の無いように思える2人のアーティスト。ガーデニングの世界は初めてだった小松美羽さんですが、彼女の独特の世界観が宿った有田焼の「こま犬」には、一筆一筆、複雑な細かい線で体毛が描かれ、神の宿る鋭い目が描き入れられることで、見たこともない迫力のある“こま犬”として誕生したのです。
その作品の存在感と、石原和幸さんの、英国式ガーデニングとは、全く異なる造形美は、自然と融合し調和することで、今までとは次元の違う圧倒的存在感を放ったのです。
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大英博物館がほれ込んだ小松美羽さんの世界観

その英国チェルシーフラワーショーで見事に金賞に輝いた「こま犬」は、話題が話題を呼び、大英博物館の学芸員の目に留まることで所蔵されることになりました。
イギリスにある大英博物館は、約800万点の収蔵品がある世界最大級の博物館。実は、30歳と若く存命するアーティストの作品が大英博物館に所蔵されることは極めて珍しいことなのです。

大英博物館・ニコル学芸員は言います「力強い。実物の作品をみたときに一目ぼれ。こま犬は守り神。ある意味、大英博物館の守り神になるのかなと」

石原和幸さんと小松美羽さん

銅版画家だけでなく現代アーティストとして、世界でも活躍し始めた小松美羽さんは今最も注目されるアーティストの一人であることは間違い無いでしょう。
その才能を、世界に知らしめたのも石原和幸さんのガーデニングアートのチカラだったのかもしれません。


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