多年草植物で一年中きれいなお庭に

植えっぱなしでも美しく咲いてくれる多年草

多年草(多年生植物・たねんせいしょくぶつ)とは、個体として複数年にわたって生存する植物のことです。ただし、熱帯などの植物では一年中枯れない事が普通であり、ここで言う多年草とは、日本のように四季のある風土でも、冬を耐えて葉を残したり地下に種子を残す類の植物を指します。(多年生宿根草や木本植物がそれにあたる。)

寒くてガーデニングがつらい季節に多年草

例えば多年草のマーガレットなどは枯れた花(種)からも発芽しますが、本体も残っているので、あまり手をかけなくても増やすことが容易です。暖かい季節に多年草をしっかり根付かせておけば、寒くてガーデニングがつらい季節でも、庭が寂しくなることがありません。
ただし、一般に多年草として売られている花のなかでも日本の冬に耐えられなく枯れてしまうものがあります。そういう物は多年草であっても、一年草といわれます。

初心者にも育てやすい多年草

初心者にも育てやすい代表的な多年草をご紹介します。ぜひあなたの庭で育ててみませんか?

アカンサス

Acanthus

Acanthus
6〜8月頃に花茎を長くのばし、白い花弁に紫のガクの花を穂状につける。花のない時期でも、切れ込みの入る照り葉に見ごたえがあり、庭の美しい背景として活躍。切れた根からも芽を出すほど繁殖力が強く丈夫で、育てやすい品種。

イベリス

Iberis spp

Iberis
小さな花が房状に集まって咲き、開花期は株が花でいっぱいになるほど。寒さに非常に強く、宿根タイプと一年草タイプがある。宿根タイプは主に常緑で草丈の低いものが出まわっている。乾燥ぎみを好むのでロックガーデンにも最適。

エキナセア

Echinacea purpurea

Echinacea
ハーブティーとしても利用される菊科の多年草で、古くからアメリカの先住民に薬用植物として親しまれている。ハーブとして利用するのは根や葉。性質は強健で、放任でもよく育つ。肥料を与えすぎると軟弱になる。

オキシペタラム

Oxypetalum

Oxypetalum
空色の五弁花は、咲き始めと咲き終わりにややピンクを帯びる。うぶ毛が密生するシルバーリーフと相まって、やさしい色合いが楽しめる品種。茎はツル状にのび、古くなると木質化する。のびてきた芽を摘心し、枝数を殖やすとよい。

ガーデンシクラメン

Cyclamen

Cyclamen
室内で楽しむシクラメンとは違い、耐寒性があり、11月から翌年の3月頃まで戸外で楽しめる。葉が密で、花芽のたくさんついている株を選ぶとよい。地植えは日当たりがよく強い霜に当たらない場所に。鉢植えかハンギングがお勧め。

クリスマスローズ

Helleborus

Helleborus
寒さに強く、清楚な花を長く咲かせる。見頃は2〜3月。半日陰を好み、夏の暑さには弱いので、庭植えの場合は落葉樹の東側が最適な環境。生育が遅く、大株に育つまで5〜6年かかるので、それまでは株分けを避けること。

ジャーマンアイリス

Iris germanica

Iris germanica
アイリス属の中でも、最も色彩のバラエティーに富む品種。花茎の先に大きな花を3〜4輪咲かせるので、花壇に群植すればとても華やか。高温多湿に弱いので、乾燥ぎみに管理。傾斜地に浅植えするとすこやかに育つ。

ゼラニウム

Pelargonium

Pelargonium
四季咲きで通年開花するが、真夏と真冬は花数が減る。花が絶えず、乾燥にも強いため、窓辺やベランダを飾る花として重宝。葉色や花形も変化に富み、斑入り葉種や八重咲き、星咲き種もある。茎がのびたら切り戻してさし芽で更新を。

フウロソウ

Geranium

Geranium
日本の山野に自生するゲンノショウコの仲間。世界各地に約400の種類がある。小さく可憐な花は、花もちは悪いが、次々と開花し、3カ月くらい咲き続ける。鉢植えやロックガーデンに向く種類が多く、秋には紅葉が楽しめる。


Comments

comments

Challenge of Green